別に、それほど知りたいわけじゃないけれど、意外とあたしは知らない事が多い。
また、何かあるのかと思うと、聞いておきたかった。
すると、彰斗はあたしから離れ、ベッドの上へ座った。
「どうしたの?やっぱり、知っているのね?」
「いや、知っているってほどでもないけれど…」
顔を覗き込むと、彰斗の表情が曇っている。
三人とも、中途半端に言うくらいなら、知らない振りをするとか、最初から言わないでくれたらいいのに。
「あっ、そう。あたしには教えてくれないんだね」
意地悪ぽく、ふて腐れた振りをしてみたけれど、結局それ以上は教えてくれなかった。

