「あ、彰斗。資料は?」
「ん?明日にするからいいよ」
そう言ってキスを続けながら、服を脱がせようとする。
「ちょっと待って。ベッドに行こうよ?」
ここ、ソファーじゃない!
慌てるあたしに、彰斗は少しムッとした。
「お前、前にもそんな事を言ってたよな?いいだろ?どこでも」
「よ、良くないって…」
「ゴチャゴチャうるさい。オレは、由依奈が側にいると理性が吹っ飛ぶんだよ」
「あっ…!」
そうやって、いつも思い通りにするんだから。
でもね、本当は全然イヤじゃないの。
こんな風に、体を重ね合える事が、あたしには幸せで…。
だから、心も重ね合いたい。
教えてよ。
納得させてよ。
彰斗があたしを抱く理由を。
“好き”だと言うなら、教えて…。

