アイドル!?
その言葉に思わず目を見張る。
違うって!
美加、それは多大なる勘違いだわ。
そう言ってやりたいくらい、あたしはヤキモチと怒りでいっぱいよ。
と、その時、会場のライトが消され、オレンジ色の照明だけになった。
その中で唯一、彰斗が上がるひな壇だけが明るい。
シンと静まり返ったと同時に、彰斗がひな壇にやって来た。
ネクタイは…、エンジじゃないや。
何となくホッとする。
指輪は!?
暗いし遠いしで、ハッキリとは見えないけれど、確かにある!
あるわ!
左手薬指に、指輪がはめられていた。
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