ーその夜…。
いつもの様に、あたしたちは同じベッドにいた。
だけど、今夜の彰斗はベッドに入るなり、すぐに背を向けて横になったのだった。
昨日までは、当たり前のように体を重ね合っていたけれど…。
どうしたんだろう…。
昼間の事もあるし、気になって仕方がない。
だけど、問いただすことも出来ずに、あたしも背を向けて横になろうとした時だった。
「由依奈。もう、オレから気持ち離れた?」
彰斗が背を向けたまま、聞いてきた。
「え…?」
「だって、このところ、ずっとオレを避けてるだろ?」
やっぱり気づいてたか。
「毎晩、抱いてる時だって、心ここにあらずって感じだし…」
「それは…」
「他に好きな男でも出来た?それとも、単純にオレが嫌になった?」
彰斗の質問に、言葉が詰まる。

