シークレットな極上LOVE



「あの…課長」


さっきの会話で、お局様なら意外と分かってくれるかもしれない、そう思って話そうとしたけど…。


すぐ後ろに立っている彰斗が目に入って、言葉を止めた。


「柏木さん?」


あたしの尋常じゃない慌て様に、お局様は心配そうな顔をしている。


「課長!後で、たっぷり叱られますので」


「えっ!?柏木さん!?」


勢い良く走ってオフィスを出ると、そのまま近くの公園へ向かった。


心当たりがあるのはここ。


お昼に美加とお弁当を食べた所だった。


確か、暑いからってジャケットを脱いだのよね。


その時に落としたのかも…。


入口近くのベンチに真っ先に向かうと、土の上にキラッと光るものが見えた。