誰!?
思わず彰斗から離れて、ドアを見つめた。
すると、彰斗はゆっくりと歩いて、ドアを開けたのだった。
――キィ…。
このドアは、ゆっくり開けると、きしむ音がする。
まるでスローモーションの様に、あたしの目に入ってきた人は…、
さっき、美加とネットで見たその人だった。
そう。彰斗の婚約者。
亜子さん。
「あ、もしかして、取り込み中だった?」
嫌みぽくあたしを見つめる。
顔はキレイだし、スタイルも抜群。
でも、オーラだけは冷たかった。
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