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「アハハ。確かに、坪根さんはスゴイ人だよ」
その夜、あたしたちは、夜景のキレイなレストランで食事をして、そのまま彰斗の部屋へ帰った。
そして重ね合う体と体。
それは、ごく当たり前の、大人のカップルなら、誰でもしている事。
だけど一つ違うとしたら、相手が社長だという事実。
それも、自分が働く会社の…。
それだけで、あたしたちの恋愛は秘密だし、誰かに見られてはいけなかった。
ベッドの上で、布団にくるまったまま、あたしはバルコニーの彰斗に話しかけた。
「意外と優しかったり、課長ってよく分からない…」

