そっか。
社長って、ただ肩書があるわけじゃなくて、やっぱりそれなりの人なんだ。
なんて、今さらながらに感動をする。
と、ちょうどその時。
オフィスが一瞬ざわつき、誰かが入ってきた事が分かった。
「あっ、社長と外国人!」
美加の言葉に、思わずドアの方を見る。
その美加は、またまたお局様に、「はしたない」と叱れていた。
「ああ、みんな気にしないで仕事をして。こちらは、北米支社の取引先の社長だ。みんなの仕事ぶりを、見学したいそうだから」
彰斗の説明に、みんな動揺する。
スゴイ…。
カッコイイ。
あんな風に並んでいても、全然見劣りしない。
それに、英語で説明している彰斗にも、ホレ直してしまった。

