「はい?」
聖は、用を済ませて、電話に出た。


…数分後。
「遅かったなぁ? もう来てるでっ」
席に戻ると、テーブルの上には、注文した品がすべて並んでいた。
「…あぁ、すまん」
聖は、真顔をやめて、明るく席に着いた。
「いただきます!」
舞は、待ちわびた様子で、スプーンとフォークを手に取った。