君がくれたもの(第4章まで公開)

何もかも…1人で背負ってきた。
抱えてきたものが…もろく崩れ、広く静かな…その空間は、聖をただの16歳の少年へと戻していく。
心を映すかのように…激しく降り注ぐ雨は、強く窓をたたいていた。

「あ、くそっ! ちょ、おい、待てって!! …って、あぁっ!!」
「お前、弱すぎやねん」
昨夜とは打って変わって、明るい声が響くリビング。
2人は、昼間からテレビゲームに夢中になっていた。
「赤亀とか使うなや!」