君がくれたもの(第4章まで公開)



…その夜。
『早く帰ってきてやぁ』
相変わらず、実は甘えた声で話しかけてくる。
『めっちゃ寂しいしぃ』
変わらない実の態度に、聖は携帯を握りしめながら、クスクスと笑った。
「そんなに俺のこと好きなん? お前、ホモけ?」
からかうかのように、ささやく聖。
その台詞に対して、実は必死に否定する。
「冗談じゃよっ」