あなたの彼女になれるまで

 梅雨も過ぎ、少しずつ蒸し暑くなってきた。
 あたしは屋上でハルと昼食をとっていた。
 ハルって誰かって?
 ハルはあたしが高校に入って初めてできた友達。
 相楽ハルってゆうの。
 ハルは甘えん坊だけどすっごい頼りになる。
 今では大親友。
 今日はハルが大事な話があるってゆうから屋上で昼食をとってるの。
 なのにハルは黙って何もしゃべらない。
「ハル、大事な話って何?」
 なかなか話さないハルに問いかけた。
「えっと……あのね……」
 やっとしゃべったもののハルは言いにくいのか言葉を詰まらせてる。
 なんの話だろう。
 ハルは普段よくしゃべるから黙ってるなんて珍しい。
 本当にどうしたんだろう。
 あたしは気になったケドハルが話してくれるまで待っておこうと思った。
 数分の間沈黙が続いた。
「ガチャッ……」
 沈黙を破ったのは扉の開く音だった。 
 あれ、誰か入ってきたのかなぁ。
 誰だろう。
 もう、大事な所なのに。
 あたしは気になり、少し怒り気味で振り返ると蒼太(ソウタ)が笑顔でこっちを見て手を振っていた。
 蒼太は入学してすぐ仲良くなった男子。
 とてもフレンドリー。
 でも何で普段屋上なんかに来ない蒼太がここに?
 あたしが不思議に思っていると、蒼太は急ぎ気味でハルの所に来た。
 すると蒼太はハルの耳元で何かいった。
 それを聞いてハルは首を横に振った。
「そっかぁ……」
 そういって蒼太はため息をつく。
 どうしたんだろぅ。
 ハルのいってた大事な話と関係あるのかなぁ?
 よし、聞いてみよう。
「何があったの?」
 あたしが蒼太に聞くと、少し考えて蒼太が口を開いた。
「実はさぁーー」
 蒼太が話そうとした瞬間
「ちょっと待って。」
 今まで黙ってたハルが止めた。
「自分で一花に伝える」
 蒼太にそういうと蒼太はハイハイと返事してハルの横に腰掛けた。
「実はね……」
 やっとハルは話を始めてくれた。



「……ってゆうことなの」
「冗談でしょ!?」
 あたしは話が終わった瞬間声をあげてしまった。
 それとあたしは大好きなメロンパンを落としてしまった。
 いつもなら大好きなメロンパンを落としてしまったらショックで1日中立ち直れないけど、今は全然気にしてない。
 それよりさっきの話……