窓際の机に腰掛けて騒ぐ茶髪の子なのか、それとも…その隣でケラケラと笑う背の高い子なのか、わからない。
…でも、どちらも “男前”系。
幹は彼らをジロジロと観察しながら、美衣子に問いかける。
すると、背の高い方の彼が2人の視線に気がついた。
チラッと振り返られ、美衣子はあわててしゃがみ込む。
そんな彼女につられて、幹も急いで身をかがめた。
「…今、こっち見た方?」
と問いかけると、美衣子は恥ずかしそうにコクリとうなずく。
幹は、そんな彼女を可愛く思った。
「なんか…気になるねん。廊下ですれ違ったりすると、意識してもおたり。ていうか、探してしまうんやんかぁ…」
…でも、どちらも “男前”系。
幹は彼らをジロジロと観察しながら、美衣子に問いかける。
すると、背の高い方の彼が2人の視線に気がついた。
チラッと振り返られ、美衣子はあわててしゃがみ込む。
そんな彼女につられて、幹も急いで身をかがめた。
「…今、こっち見た方?」
と問いかけると、美衣子は恥ずかしそうにコクリとうなずく。
幹は、そんな彼女を可愛く思った。
「なんか…気になるねん。廊下ですれ違ったりすると、意識してもおたり。ていうか、探してしまうんやんかぁ…」



