『……それは、幹の判断やん』
複雑な思いが雪奈を襲う。
「…雪奈は告白とか…考えてないん?」
あっけなく自分の気持ちを受け入れてくれる雪奈に、ホッとする反面、もしかすると…そこまで拓馬のことを好きじゃないのかと、勝手な想像が生まれてくる。
『…あたしは…考えてない』
「そっか…なんか言うてスッキリした。ずっとモヤモヤしててん」
幹は親友に打ち明けたことで安心し、電話を切った。
…だが、一方の雪奈は目に涙を浮かべ立ち尽くしていた。
複雑な思いが雪奈を襲う。
「…雪奈は告白とか…考えてないん?」
あっけなく自分の気持ちを受け入れてくれる雪奈に、ホッとする反面、もしかすると…そこまで拓馬のことを好きじゃないのかと、勝手な想像が生まれてくる。
『…あたしは…考えてない』
「そっか…なんか言うてスッキリした。ずっとモヤモヤしててん」
幹は親友に打ち明けたことで安心し、電話を切った。
…だが、一方の雪奈は目に涙を浮かべ立ち尽くしていた。



