雪奈に対して、嫉妬する毎日。
幹は、まだこの片思いに…終止符を打てずにいた。
「終業式の日さあ、“交換して”って…言おうかなぁ」
ある日の放課後、廊下で雪奈を待つ幹に、美衣子が真剣な顔で話しかけてくる。
「交換?」
何のことだか、サッパリわからない。
幹は、首をかしげた。
「…これ」
美衣子は、照れくさそうに名札に飾ってあるバッチを指さした。
幹は、まだこの片思いに…終止符を打てずにいた。
「終業式の日さあ、“交換して”って…言おうかなぁ」
ある日の放課後、廊下で雪奈を待つ幹に、美衣子が真剣な顔で話しかけてくる。
「交換?」
何のことだか、サッパリわからない。
幹は、首をかしげた。
「…これ」
美衣子は、照れくさそうに名札に飾ってあるバッチを指さした。



