美衣子に目いっぱい励まされても、幹は自分に自信が持てずにいた。
放課後に近づくにつれ…落ち着かない幹につられ、美衣子も何度も時計を見ている。
「どうする? “付き合って”とか言われたら…」
「それはないやろぉ」
半分からかいも交えて冷やかす言葉に、幹は一瞬にして赤面した。
「わからんで? だってさぁ、急に話しかけてきたり…誘ってきたりとか、普通に考えたら向こうも気があるっぽくない? ましてや、クラス違うんやで?」
美衣子はニヤニヤと表情をゆるめ、「両思いちゃう?」と1人で盛り上がっている。
放課後に近づくにつれ…落ち着かない幹につられ、美衣子も何度も時計を見ている。
「どうする? “付き合って”とか言われたら…」
「それはないやろぉ」
半分からかいも交えて冷やかす言葉に、幹は一瞬にして赤面した。
「わからんで? だってさぁ、急に話しかけてきたり…誘ってきたりとか、普通に考えたら向こうも気があるっぽくない? ましてや、クラス違うんやで?」
美衣子はニヤニヤと表情をゆるめ、「両思いちゃう?」と1人で盛り上がっている。



