すると、舞の視界がふと暗くなる。
後ろから伸びてくる手が、舞のチーズケーキを横取りする。
振り返ると、チーズケーキを口にして・・・モグモグと口を動かすカグの姿。
「・・・カグ」
胸の中で、大きく波打つ鼓動。舞は、つまみ食いを怒ることを忘れていた。
「元彼って?」
騒ぎ立てる3人の声が、彼の耳にも入った様子。
「舞のな、元彼の話・・・」
「ちょっ・・・ちょっと!!」
舞は、説明しようとする幹の口をふさぎ、赤面した顔で身を乗り出した。
後ろから伸びてくる手が、舞のチーズケーキを横取りする。
振り返ると、チーズケーキを口にして・・・モグモグと口を動かすカグの姿。
「・・・カグ」
胸の中で、大きく波打つ鼓動。舞は、つまみ食いを怒ることを忘れていた。
「元彼って?」
騒ぎ立てる3人の声が、彼の耳にも入った様子。
「舞のな、元彼の話・・・」
「ちょっ・・・ちょっと!!」
舞は、説明しようとする幹の口をふさぎ、赤面した顔で身を乗り出した。



