枯れた恋の花が咲いたとき




一度はあきらめた人生だった……

「俺と恋してみませんか?」


「へ?」



「ただ死を待つだけなんて辛いじゃん。恋して楽しく生きようよ」




「あたし、恋してみたい」




あの日、あたしは生きる希望を見つけた。