side:W 遅いな… 相変わらずのことで慣れたが… やはりつまらない。 早く来ないものか。 しかし、迎えに行くと嫌がられるしな。 ふと、足音が聞こえてきた。 急いでいるであろうその足音。 急いでいるのに小気味よく聞こえるその足音に俺はふと笑ってしまう。 しばらくして、ドアの前で立ち止まる。 しかし、すぐには入ってはこない。 うーん。全く、きにくわない。 しばらくしてドアが開くが、すぐに後ろを見ることはしない。 なんとなく、負けた気がするからだ。