「…だから、誰??」
「だからっ、そこに居る…そこに居る人!!」
高校生になった俺は、幼なじみのそいつ――…野々村菜乃葉(ノノミヤナノハ)に連れられて、現在学校の中庭の茂みの中にいる。
なんでこうなったかというと――…
――数分前―――
「…っ要くん!!!」
昼休みになった頃、息を切らした菜乃葉が俺のクラスに来た。(要とは俺の名前だ)
やけに慌てて来たから、また何かされたのかと心配し駆け寄った俺にヤツはこう言った―――
「…お願い、協力してっ…!!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…