「ではこうしましょう」

鈴木さんは提案する。

「今度は逆に、生徒の皆さんからワタクシに英語で質問してみてください」

鈴木さんの言葉に、クラスはざわめく。

そうは言っても、殆どの生徒が中学レベルの英会話しかできない。

ネイティブな英語を習得している鈴木さんに質問など…。

「はいっ」

そんな中、七星が挙手する。