「…………」

何食わぬ顔をして右手首をはめ込みながら。

「私はプロトと違って…ロボットではありません…」

いや訊いてないし。

てか手首取り外ししといてロボじゃないて。

「ま、ええねん!」

シャキーンッ!と。

鈴木さんの決めポーズを恥ずかしげもなくパクリながらチャーリーは声高らかに言う。

「心配せんでええねん!今日からお前ら全員俺の女や!照れんでもええで?みんなの気持ちはよぅわかってるさかい!誰一人として寂しい想いはさせへんからな!俺の愛は全員に平等やで?せやから抜け駆けとかしたらあかんで?なはははははっ!ゆぅてねぇえぇえぇえぇっ!」