そんな友人と教師達を見ながら。

「ふふふっ…」

七星は俯いて笑いを堪える。

「あ~何笑ってるのぉ?」

五所川原の手で七星のホッペを突っつく花音。

「花音ちゃん、ぬいぐるみは校則違反だよぉ?」

「はうっ?」

七星の反撃にタジタジッとなる花音。

「チャーリー君もそのカラコンとカツラは許可されてないでしょ?鈴木先生だって、教師の癖にそんな段ボール箱被って」

「「これはアイデンティティーです」やっ!」

一気にまくし立てる二人。