ホントに倉本は、私のコト『ただのダチ』としか見てないのかと思ってた。
もしかしたらまだ倉本の中では私は『ただのダチ』かもしれない。
でも…、まだいける。
あゆと映美佳の様子を見ていると、そんな気がしてきた。
「よーし…!絶対倉本を私の彼氏にするっ!!」
「おっ、あかねちゃんが復活した」
「その意気その意気!それでこそあかねちゃん!!」
そーだよ、私の唯一の取り柄はこの元気なんだもん。
こんなことに負けてたまるか。
絶対絶対、ぜーーーったい!
倉本と付き合えるまで頑張るんだからっ!!
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