「ハァ、着いた」
来てみるとやっぱりもう瀧田君はいた。
まあ、当たり前だけど。
「瀧田君!おいてかないでよ!もう!」
瀧田君はこっちをみると、
そのまま何事もなかったかのように
メロンパンをかじる。
…瀧田君にメロンパン。
似合う、結構、いや!
すごく似合う!
違和感あるけども。
「瀧田君は、メロンパンが似合うね☆」
「はぁ?!」
何この方、
めっちゃびっくりしてるよ。
…沈黙。
何この空気!
重い!
何か話さなければ!!
「ねえ!t「お前は、どうしていれなんかといるんだ?」
はぁ?
「なにいってんの」
「だから、どうして俺なんかと「いやいやそうじゃなくて!」
以外に天然だったりするのか?
「どうしてって、理由なんかないよ!
一緒にいたいからいるだけ!」
「 怖くないのか?」
「もう!だから!嫌だったら一緒にいないよ!
瀧田君と友達になりたいって心からおもったの!
それだけじゃダメ?!」
「そっか、
お前変わってるな」
そういって瀧田君は微笑んだ。
ドキッ
なんだろ?
顔が暑い!
「おい、」
「あ、え?あぁ!」
え、
びょうきかな?
「…大丈夫か?」
「全然平気!!!!」
「そっか、」
そういうと、だまって食べ始めた。
それから、何も話さなかったけど
少し、少しだけ、
瀧田君の雰囲気が明るくなったような気がした。
気がしただけかもしれないけど、
私に心を開き始めた感覚がして、
すごく嬉しくなった。

