俺は瀧田優斗



一言で言うと、不良だ。




昔から目つきが悪く誰も俺には怖がって




近寄ってくるやつなんてほとんどいなかった





それから、喧嘩をするようになり




さらに俺は周りから恐れられた。




学校もサボりがちで




学校に行った回数は



指折り数えることができるくらい。




教室には1回も入らなかった。



そのせいで、もう一回一年をやり直し。



そんな生活にうんざりして



入学式をサボって



今年も一回も教室にいかないつもりでいた。




つもりでいたのに。