「渚子(ナギコ)!!久し振り!!卒業式以来だね‼」



「あはは!大袈裟だよ杏姫(あき)。2週間くらいしか経ってないよ。」



あ、ども!私は、


滝川 杏姫(タキガワ アキ)です!


隣りにいるのは小学校からの大親友


相沢 渚子(アイザワ ナギコ)


美人で誰よりもあたしの心配をしてくれるの。


今日は、高校の入学式です!


で、今は、クラスの表を見てます!


「杏姫!クラス一緒だよ!」


「本当!やった~!!」


「あ…。竜也…。隣のクラスか…。」


「あ、いとしの竜也君とおなじになれなかったね~」


「チョッ!/////」


渚子すごく照れてるし。


竜也君っていうのは、


わたし達と同じ中学校で渚子の彼氏。


「でもお昼会えるからイイじゃん!2人で食べれば」


「だって、杏姫いるし!」


「私?私は、学校のお気に入りの場所探しするから、」


「好きだね~。それ」


「うん、」


私は、中学の時から、誰にも見つからないような、自分だけの場所を見つけるこ

とをしていた。

というか、癖?

「あ、えーっと…。杏姫。そろそろ行こっか?」


「え?あぁ…。」


きがつくと私たちは周りからすごく見られていた。


「あの子すげー美人なんだけpど!」


「アァー!わかる!でもその隣の子」


「うゎ。ないわwちょーだせー」


…。渚子は美人だけど、


私は…。瓶底メガネに三つ編み、そしてひざ下のスカート。


どう考えても不釣り合い。


目は、悪い訳じゃない、だけど…まあ、わけがあってつけている。


このことは、渚子しか知らない。


あぁ、でも、髪型とスカートはノリと勢いだけどね~。

皆に私は、見た目はあれだけど話すと面白いよね~。

と、よく言われる。

あれって何だよ!

毎回心の中でキレてます。

自分でもギャップ差があることくらい分かってるけどねw