「・・先輩。もう教室行かないと」



「うん」





やっぱり、綾斗から離れると・・寒い。


秋はまだ、始まったばかりだけど。






「先輩。行こう」


そう言って私の手を握り、歩き出す綾斗。






私達は2人の元へと向かいだした。