「あの頃と何も変わってないでしょう」 「・・・うん。なんでなの?」 そう聞くと綾斗はニコッと笑って手を広げた。 「ここに咲いている花は全部、一年中咲いている花なんです」 「え!!!そうなの!?・・・・凄い」 思わず息を呑んでしまった。 この花たちは私達と同じ時を過ごしているのだと思うと なんだか感動してきた。 「俺達も、何も変わってなくてよかった・・・」 ボソッと言ったその言葉。 私はちゃんと聞いていた。 もちろん。 この花とともに。