それでも・・・・ 声が出なくて・・・。 震えて・・。 目が滲んで・・。歯を食いしばることしかできなかった。 「んぐ・・・!!!あああっ・・っく・・ひ・・・・ぱい・・。せん!!・・・・ぱ・・・!!」 左手で口を押さえる。 その手も震えて。 今にも崩れ落ちそうだった。 ・・・・・ そんな時。 私の耳に届いた言葉は 貴方からの 最後の優しさだった。