あれから、お姉ちゃんも予防接種した方がいいってことになって、一緒に行くことになった。
学校の門の前にお姉ちゃんが車で迎えにきてくれてた。
受付したあと、体温計と問診票を渡されて、お姉ちゃんが書いてくれて、熱をはかった。お姉ちゃんも私も6度5分で完全に平熱。怖いなぁ、ドキドキして待ってた。

「松山美奈さん、市川優香さん、1番の診察室にお入りください。」って呼ばれちゃった。
お姉ちゃんに引っ張られるようにして、診察室に入ったら、慶太だけじゃなく、修先生もいた。
お姉ちゃんは修先生に、私は慶太に聴診器で胸の音をきかれ、のどを見られ、注射することになった。
私から、注射することになって、修先生とお姉ちゃんに押さえられて、腕を出させられた。
「ちょっとだけ、我慢してね。はい、チクってするよ。」という慶太の声が聞こえると同時に腕に痛みがきて「うーゔーん、痛い・・・涙・・・」
「はい、おしまい。よく頑張りました。」って言われ、注射跡をもまれた。慶太に頭を撫で撫でされてるうちに、お姉ちゃんの注射も終わった。お姉ちゃんは、すごい。痛がったりせずにあっという間に終わってた。。。
お姉ちゃんに、「痛いけど、騒いだりせずに、さっさと終わらせちゃったほうがいいでしょ。」って言われたけど、怖いんだもん。。。
慶太から来月2回目も二人一緒に予約されて、いつもの薬ももらって帰った。