翌朝、起きたら、頭がガンガン痛い。。。
やばい、熱があるんだ・・・お姉ちゃんも修先生も今日くらい、ゆっくりしたいだろうな・・・
熱あるのバレないといいな・・・って思ってたら

「美奈、起きてる?朝ご飯できたんだけど・・・」
「お姉ちゃん、ごめんなさい・・・(泣)」
「どうしたの、美奈?しんどいの?・・・熱でちゃったんだね。昨日、疲れたもんね・・・熱計ろうね。」
「ごめんなさい(泣)」
「何をあやまってるの?さぁ、熱計ろうね。」
体温計を脇に挟まれ肩を抑えられていると
ピピピッ 体温計がなって抜かれた。

「うわぁ、39度5分もあるよ。修、呼んでくるね。」
ってお姉ちゃんが部屋から出て行った。

すぐ、修先生とお姉ちゃんが部屋に来て
「美奈ちゃん、しんどいね。ちょっと診察しようね。服めくるよ。・・・はい、スーハーってゆっくり息してね・・・はい、いいよ。背中も見せてね・・・はい、次はノドみたいから大きな口あけて・・・はい、いいよ。」
「どう?風邪?」
「うん。扁桃腺が腫れてる。ちょっと、熱続くかもしれないね・・・抗生剤飲んだ方がいいなぁ・・・美奈ちゃん、病院行こう?薬処方して飲まないと熱下がらないよ。」
「行きたくない・・・」
「美奈、今日は、慶太先生は?」
「仕事だって言ってた。」
「じゃあ、慶太先生に診てもらうよう連絡するから、一緒に行こう。」
「いや。言わないで・・・」
「どうして?慶太先生がいやなら、俺が診るよ?」
「病院はいやなの・・・泣・・・」
「美奈、早く診てもらって薬もらって元気にならないとね。わがまま言ってないで行くよ。」ってお姉ちゃんに言われ、着替えさせられて、連れて行かれた。。。