寝室のベッドに連れて行かれて、寝かさせられた。
まだ、横になると咳がでる。ゴホゴホって咳してると、「ごめんな。注射おわったら、からだ起こしていいから。ちょっと我慢してね。」ってうつ伏せにされて、パジャマのズボンを少し下げられた。
「注射イヤだぁ」って言って、少し涙がでてきた。久しぶりの注射だし、発作もあったし、なんかすごく不安で、高校生の頃のように嫌がって泣いてしまった。
「美奈?どうしたの?そんなにイヤ?ちょっと頑張ったら楽になるよ。」
「なんか怖い」って言った。
「この注射、腕に打つと痛いからさ、お尻の方が痛くないよ。5秒だけ頑張ろうよ。」って言いながら、泣いてる私に、「ちょっと動かないでよ。すぐ終わるからね。」っていいながら、チクってきたあと、薬がズキって入ってくるのがわかった。
「はい、終わったよ。痛かったか?ごめんな。」って言いながらズボンを直してくれて、体も起こしてくれた。
注射の痛さよりも、慶太が優しく声かけしてくれて、なんか情けない気持ちになって、どんどん涙が出てきた。
「美奈?もう注射終わったし、痛みも引いてきただろ?そんなに泣かないでよ。どうしちゃったの?」って言いながら、そっと抱きしめて背中をさすってくれた。
少しして落ち着いてきた。「落ち着いた?ちょっと眠ろうか?」って言われたけど、「このままがいい、もうちょっとギュってして」と言って、慶太に抱きしめられてた。
「慶太、ごめんなさい。」
「うん?なんで謝るの?美奈は何も悪くないよ。」
「ううん、迷惑かけてる。」
「迷惑じゃないよ。俺は美奈の治療ができるし、美奈を守れるのが嬉しいよ。そりゃ、元気がいいけどさ。大丈夫だから、心配しなくていいよ。」
「うん」
まだ、横になると咳がでる。ゴホゴホって咳してると、「ごめんな。注射おわったら、からだ起こしていいから。ちょっと我慢してね。」ってうつ伏せにされて、パジャマのズボンを少し下げられた。
「注射イヤだぁ」って言って、少し涙がでてきた。久しぶりの注射だし、発作もあったし、なんかすごく不安で、高校生の頃のように嫌がって泣いてしまった。
「美奈?どうしたの?そんなにイヤ?ちょっと頑張ったら楽になるよ。」
「なんか怖い」って言った。
「この注射、腕に打つと痛いからさ、お尻の方が痛くないよ。5秒だけ頑張ろうよ。」って言いながら、泣いてる私に、「ちょっと動かないでよ。すぐ終わるからね。」っていいながら、チクってきたあと、薬がズキって入ってくるのがわかった。
「はい、終わったよ。痛かったか?ごめんな。」って言いながらズボンを直してくれて、体も起こしてくれた。
注射の痛さよりも、慶太が優しく声かけしてくれて、なんか情けない気持ちになって、どんどん涙が出てきた。
「美奈?もう注射終わったし、痛みも引いてきただろ?そんなに泣かないでよ。どうしちゃったの?」って言いながら、そっと抱きしめて背中をさすってくれた。
少しして落ち着いてきた。「落ち着いた?ちょっと眠ろうか?」って言われたけど、「このままがいい、もうちょっとギュってして」と言って、慶太に抱きしめられてた。
「慶太、ごめんなさい。」
「うん?なんで謝るの?美奈は何も悪くないよ。」
「ううん、迷惑かけてる。」
「迷惑じゃないよ。俺は美奈の治療ができるし、美奈を守れるのが嬉しいよ。そりゃ、元気がいいけどさ。大丈夫だから、心配しなくていいよ。」
「うん」


