美里ちゃんが休んでいる間は、開院から閉院までフルタイムで働いていた。病院に勤務していた時みたいだった。
フルタイム勤務が3日続いて、土曜になった。土曜は午後休診だから、昼ご飯食べた後、慶太と夕食の買い物に一緒に出かけて、過ごした。
今週は忙しかったなぁと思いながら、眠りについたのに、夜中に咳が出てきて目がさめた。
ゴホゴホっと咳き込み、苦しくて、起きあがって、吸入しなきゃって思っていると慶太が起きて「美奈?咳がでてるな。喘息?」って言って背中をさすってくれたけど、咳きに邪魔されて、喋れなくて、頷いた。
咳き込んでいたら、慶太が聴診器を持ってきて、「ちょっと聴診するよ〜」とパジャマのボタンを外して前を開けた。
息苦しさと不安で涙が出てきた。
「(聴診しながら)大丈夫だよ〜。吸入しよう。」って吸入器を持ってきてくれて、吸入したけど、いつもなら、すぐ咳が止まるのに、まだ治らない。
「点滴した方が良さそうだなぁ。とって来るから、待っててね。」と慶太は寝室から出て行った。
少ししたら、「美奈、点滴するよ。腕こっちにね〜。じっとしててよ。」と言われたら、チクってきた。
「はい、もう入ったからね。少ししたら、治まって来るから、大丈夫だよ。ほら、もう泣かないでよ。」と言いながら、
座り込んだ私の身体を慶太にもたれるような体勢にした。
ゴホゴホと咳き込んでたら、慶太が背中をさすりながら、「久しぶりの発作だね。大丈夫だから、そんな不安そうな顔しないで。点滴、痛くないでしょ?もう少ししたら、効いてくるからね。」
点滴はじめて30分くらいたったころ、やっと咳が少なくなってきて、声が出せるようになった。
「慶太?ちょっと楽になってきた」
「良かった。じゃ、眠っちゃっていいよ。疲れたでしょ?」
「慶太、ごめんね。起こしちゃって」
「いいよ。そんなことは気にしないの。明日も休みだし、明日は二人でゆっくりしような。」
「うん」
フルタイム勤務が3日続いて、土曜になった。土曜は午後休診だから、昼ご飯食べた後、慶太と夕食の買い物に一緒に出かけて、過ごした。
今週は忙しかったなぁと思いながら、眠りについたのに、夜中に咳が出てきて目がさめた。
ゴホゴホっと咳き込み、苦しくて、起きあがって、吸入しなきゃって思っていると慶太が起きて「美奈?咳がでてるな。喘息?」って言って背中をさすってくれたけど、咳きに邪魔されて、喋れなくて、頷いた。
咳き込んでいたら、慶太が聴診器を持ってきて、「ちょっと聴診するよ〜」とパジャマのボタンを外して前を開けた。
息苦しさと不安で涙が出てきた。
「(聴診しながら)大丈夫だよ〜。吸入しよう。」って吸入器を持ってきてくれて、吸入したけど、いつもなら、すぐ咳が止まるのに、まだ治らない。
「点滴した方が良さそうだなぁ。とって来るから、待っててね。」と慶太は寝室から出て行った。
少ししたら、「美奈、点滴するよ。腕こっちにね〜。じっとしててよ。」と言われたら、チクってきた。
「はい、もう入ったからね。少ししたら、治まって来るから、大丈夫だよ。ほら、もう泣かないでよ。」と言いながら、
座り込んだ私の身体を慶太にもたれるような体勢にした。
ゴホゴホと咳き込んでたら、慶太が背中をさすりながら、「久しぶりの発作だね。大丈夫だから、そんな不安そうな顔しないで。点滴、痛くないでしょ?もう少ししたら、効いてくるからね。」
点滴はじめて30分くらいたったころ、やっと咳が少なくなってきて、声が出せるようになった。
「慶太?ちょっと楽になってきた」
「良かった。じゃ、眠っちゃっていいよ。疲れたでしょ?」
「慶太、ごめんね。起こしちゃって」
「いいよ。そんなことは気にしないの。明日も休みだし、明日は二人でゆっくりしような。」
「うん」


