甘えん坊で、泣き虫で、寂しがりなキミ。 最後はあたしの腕の中で、 眠るみたいに冷たくなった。 あたしの涙がこぼれて、キミの大きな耳を濡らした。 気付いて、起きて! 涙を拭ってほしくて、あたしは涙を流し続けた。 あたし、あの頃からずっとそうなんだ。 キミが涙を拭ってくれなきゃ、全然止まんないんだ。