ドン!!



「すみませんっ(汗)」








うわぁ~ジュースで手がベトベト(泣)
早くこの場から脱出しないと!(汗)





ベンチ発見♪♪♪





「ぷはー!この一杯に生きてるっ!!なんてぇー(笑)」







そんな独り言をいって
自然に目がいったところを見ていた時…



「?!」




すごい人ごみなのにその人ごみが
一瞬だけ通路みたい切り裂かれた






その先には目がくりっとしてて
癖っ毛のあるあたしぐらいの
年齢の男の子…





お互いにその一瞬の隙間で目があった





あたしはその光景にも驚いたけど
一番驚いたのはその子のオーラ






すっごく綺麗な色々を放ってる
気がした








それはすっごく眩しくてあたしにはない色…



彼の色で人生は一変するなんてこのときは思わなかった―