「何か言った?」 「何にも言ってない!」 「あそ」 なんかそっけない。 私、いつもあんな感じで侑に接してるのかな。 なんだか私、酷いかも。 「わ、わああああああああ」 「ん?」 「こっ、こわいいいいいい」 急な下り坂を侑は余裕な顔して下る。