好きって言って?


「ゆ、侑のくせにカッコイイ事言うね」

「“くせに”は余計」

「いや、そこかなり重要だよ?」

「うっせえ、馬鹿」


今は馬鹿って言われても反抗する気はない。侑はその気なくてもさっきの言葉、かなり嬉しかったから。

「ちゅー!」

「ちゅーは私が大人になるまでお預けだってば!」



ガラッ_
私達が立っている廊下から1mもない距離に位置する、教室のドアが開いた。
私達2人の教室だ。