「実沙季、もう満足したか?」


「え?もうする?」


甘い亮輔の声。


あたしを誘う
亮輔の全て。




「ん…もう、我慢できねぇ」



そう言って
ベッドに押し倒された。


亮輔の全身があたしを欲しがってる。



これほど幸せなことはない。



「実沙季」



甘い顔をして
あたしを見下ろす亮輔。


あたしは、亮輔の顔に手を伸ばす。



こんなにも好きが溢れてるの


……伝わってる?




亮輔があたしの耳元に顔を近づけてきた。




「愛してる」






亮輔からの囁きは
最高の言葉。




それを聞いた瞬間、涙が出た。