「もしもし??」 『あ、芽衣?? 今日はごめんね~、 千秋わがまま言ってるでしょ??』 「そんなことないよ~」 『そう?? ならいいけど、今からあたしも行くから 今どこにいる??』 「今?? 神社の境内で休んでる」 『わかった。 すぐに行くから待ってて、 じゃあね~』 電話を切ると、千秋ちゃんが 首をかしげてあたしを見ていた。 「今ね、夏希から電話があって 今から来るから待ってて、って」 あたしの言葉を聞いて笑顔に なる千秋ちゃん やっぱり、お姉ちゃんと 一緒が一番いいんだろうな…