――――――――― ―――――― あれから恭哉には全く会わない日が続いている。 じめじめした梅雨が終わり、 夏休みも目前になっていた。 まだ朝だというのに、 学校に来るだけでじっとり した汗が出る。 夏でも毎日朝練がある夏希は あたしの前の席で下敷きを 仰いでいる。 「あっつ~!! 今日さあ、朝から外周10周も 走らされた 芽衣、癒して~」 「夏希、お疲れさま」 こうやって夏希の愚痴を 聞きながら、下敷きで 仰いであげるのが最近の 日課になってる。