――――――――― ――― 「……ぃ、……よ」 誰かの声がする 誰―…?? うっすら目を開いたら お母さんがあたしの横に 立っていた。 「…ぉ母さ、ん…??」 「…芽衣のお友達が、お見舞いに来てくれたのよ。 起きれる??」 「ぅん…」 窓の外はオレンジ色に輝いていて、夜の訪れを感じさせる。 あたしずっと、寝てたんだ 起き上がると、少し頭が クラクラした。