これはもしかして…………もしかするんじゃない?
会話はあんまり続かないけど、津田さんは楽しそうだった。
茜、がんばれ!!
多分津田さんも茜のこと好きだよ。
確定は出来ないけど。
ご飯を食べ終えたあと、茜は嬉しそうだった。
「珠莉、ありがとう。
今日颯さんといっぱい話せた。
また明日も来ても大丈夫?」
「わたしが会社に来てる時は大丈夫だよ」
「やった!
じゃあもう時間だから行くね♪」
茜はスキップしながら社長室を出て行った。
楽しそうでよかった。
茜は1番の親友だから、幸せになってほしい。
どうか茜の恋が実りますように。
出て行く茜を見送りながら、そう思った。
「珠莉、こっち来い」



