「翡翠っ、どういうこと……?」
部屋に入り、陽翔をベビーベッドに寝かしていた翡翠に聞いた。
「ここは…………俺達の家だ」
そう笑って言う翡翠。
「い、いつの間に……」
建てたの……?
「去年の旅行に行く前から、計画してた」
それって、あの茜とかも一緒に行ったあの旅行のことだよね?
「そんな前から!?」
「ああ、その時から結婚するなら、珠莉とって考えてて………家建ててからプロポーズしようと思ったんだ。
だけど、まさかデキ婚になるとは………」
それに、この一年間いろいろありすぎた……
と、翡翠は呟いた。
確かに………一年間、いろんなことがあった。
今がこうやって幸せだから、いい思い出って言えるんだけど。



