陽翔とわたしは、一週間くらいで退院することが出来た。
入院中は、理恵さんや茜、津田さん、木村さん、熊谷が会いに来てくれた。
陽翔は幸せ者だね………
そう思った。
結婚を認めてもらったわたし達は、早速翡翠の家へと向かった………
つもりだったんだけど………
「ねぇ、ここ………どこ?」
「家」
家って……
それくらいわかるよ。
着いたのは、住宅街にならぶ一軒の大きな家の前。
翡翠の実家と変わらないくらい大きさだ。
その敷地の門をくぐり、車を車庫に入れた。
「誰のお家?」
どこかに寄るなんて、一言も言ってなかったのに………
そう思っていると、翡翠はニヤリッと笑って車を降り、陽翔を抱いて家の前まで行った。
「ちょ、ちょっと……!」
わたしも慌て着いて行く。



