*翡翠side* あれからまた4時間が経過した。 お袋達は今だ呑気に話をしている。 ある意味すげーよ。 立っているのに疲れた俺は少し休もうと、椅子に腰を掛けた。 その時……… 「ふんぎゃーふんぎゃー」 っ!! 分娩室から小さな命の灯の声が聞こえた。 俺は下ろした腰をまた上げた。 「翡翠!」 「ああ」 今まで呑気に過ごしていたお袋が近寄ってきた。 分娩室から看護師が出てきて、父親の俺は中に入っても大丈夫だと言われた。 もちろん俺は、珠莉の無事も確認したくて中へと入った。 .