「わたしは、この子の母親なんだから」
翡翠を見つめ言った。
「自分のことは自分がよくわかってる………だから、身体のことは心配しないで?」
負けないように、続けてそうつけ足した。
「………………わかった」
少し沈黙になり、翡翠が放った言葉は了承するものだった。
「だけど、辛い時には無理するな」
わたしを気遣う条件を出して。
「うん。大丈夫だよ、無理はしない。
翡翠…………」
「なんだ?」
「がんばろうね?」
そう言い、軽く翡翠の唇に自分の唇を重ねちゅうっと音をたてた。
唇を離すと、翡翠は少し驚いた顔をしていたけど、すぐにいつものニヤリ顔に戻った。
これは…………危ない………?



