「珠莉ちゃーん、早くしてー。
そうしないと、無理矢理脱がして着替えさせるよ〜」
わたしが着るのをためらっていると試着室の外から聖真さんの声がした。
えっ!?
待って待って!
聖真さんならやりかねない。
「ちょっと待ってて下さい!」
このまま出たら無理矢理着替えさせられそうだし………
仕方ない………
着替えよう。
わたしは着ていた服を脱ぎ、聖真さんが選んだ服を急いで着た。
「珠莉ちゃん?まだ〜?」
「き、着替えました!」
聖真さんに開けられる前に自分で試着室の扉を開けた。
「やっぱり!似合うね〜♪」
聖真さんが選んだ服はものすごく丈の短い短パンに、上は肩を完全に出していて首の後ろにリボンをしてそれで落ちないように支えている。



