☆続☆恋する*spring〜春をうられたわたし〜 【完結】





俺………どんだけ勘違いしてたんだよ……


ちゃんと珠莉の話を聞いとけば………


自分のありえなさに叫びたいくらいだ。




珠莉もいつの間にか座り込んでいて、視線が合った。


「ばか……見んじゃねぇよ………」




そう言うと、珠莉からキスをされた。



唇に…………


珠莉からキスは、初めてだ。



俺は嬉しくなり、キスを返した。




「珠莉……今、笑ったな?」



「笑って……ない……ッん」



「覚えとけよ……」




俺に火を点けたのは珠莉だからな。


キスをどんどん深くする。

珠莉の甘い声が会議室に響く。



「や………ひ、すぃ…」



「やべぇ…止まんねぇ………
珠莉、こっち来い」




付いてきた珠莉を机の上に座らせ、珠莉のシャツを持ち上げ、身体にキスを落とした。