俺………どんだけ勘違いしてたんだよ……
ちゃんと珠莉の話を聞いとけば………
自分のありえなさに叫びたいくらいだ。
珠莉もいつの間にか座り込んでいて、視線が合った。
「ばか……見んじゃねぇよ………」
そう言うと、珠莉からキスをされた。
唇に…………
珠莉からキスは、初めてだ。
俺は嬉しくなり、キスを返した。
「珠莉……今、笑ったな?」
「笑って……ない……ッん」
「覚えとけよ……」
俺に火を点けたのは珠莉だからな。
キスをどんどん深くする。
珠莉の甘い声が会議室に響く。
「や………ひ、すぃ…」
「やべぇ…止まんねぇ………
珠莉、こっち来い」
付いてきた珠莉を机の上に座らせ、珠莉のシャツを持ち上げ、身体にキスを落とした。



