病院に着くと大地の先輩らしき人が7~8人くらいいた。





「君が陽菜ちゃん」




「はい」





「ゴメン。俺らが送ってやればよかったんだ…」






「大地はやっぱり彼女に心配かけたくないって、途中で帰ったんだ。送ってやるよって言ったんだけど…アイツいいっすよって…。そしたら…アイツ途中で飲酒運転のトラックに後ろから突撃されて…今、意識不明なんだ…本当にゴメン」





「別に先輩方は悪くないですよ。大地なら明日には笑ってますよ」





「陽菜ちゃん…」